よく、「いくらまで借入できますか?」
と聞かれることがあります。
会社の状況によってまちまちなので、何とも言えませんが、
借入金の目安としては、
「月商の2~3か月分」
といえます。
銀行も、借入残高が月商の3か月分以内であれば借入規模は正常と判断し、
それを超えると多い、6か月分以上だと過大、
と判断されるようです。
会社にとって、お金は人間でいう血液と一緒で、
血が止まったら死んでしまいますから、
お金も無くなってしまうと、会社も死んでしまいます。
したがって、生き続けるために、借入をして、
血液を常に循環するようにしなければなりません。
そのために、粉飾してしまう事例もあります。
ただ、粉飾決算ということは、実態を偽っているわけですから、
粉飾した決算書を信じて貸した銀行からみると、だまされたことになります。
従いまして、粉飾決算が発覚すると、当然新たな融資はできませんし、
場合によっては既存の融資の返済を要求されます。
さらに悪質な場合は、民事訴訟、刑事告発、というケースもありえます。
そうならないためにも、借入のバランスを見ながら、
できれば借り入れに頼らないキャッシュフロー経営をしていきたいですね。
私たちもそうなるように、様々な角度から分析してご提案できるよう頑張ります!
ちなみに、最近ダイエットして、現在はちょっと痩せました(笑)
by高木
東京都千代田区市ヶ谷の税理士事務所
税理士法人九段会計事務所 矢合