環境犯罪学の理論に、
「壊れ窓の原理」というのがあります。
これは、窓が一つ割れているだけで、
それを放置するとどんどん治安が悪化する、というもので、
小さな犯罪を放置せず取り締まっていくと
凶悪犯罪が減るという理論です。
具体的には、ニューヨークのジュリアーニ元市長が行った政策です。
落書きや無賃乗車などの軽犯罪を徹底的に取り締まった結果、
殺人、強盗、婦女暴行等の凶悪犯罪が減ったという事例があります。
同じように、ビジネスでも軽微なミスを放置すると大きなミスにつながるということがあります。
大きなミスを無くすためには、実は小さなことをきちんとやることが大切だったりします。
伸びている会社で不潔な会社はありません。
伸びている会社で報告・連絡・相談を怠っているところはありません。
伸びている会社でミスを放置するところはありません。
私たちも胆に銘じて改めて小さなことからきちんとやっていこうと思います。
東京都千代田区の税理士事務所
税理士法人九段会計事務所 矢合